冬の飯山「スイーツ」旅!鉄道とバスでめぐれるおすすめスポットをご紹介

冬の飯山「スイーツ」旅!電車とバスでめぐれるおすすめスポットをご紹介

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信州の冬の楽しみといったら、温泉にスノーモンキー、スキー・スノボなどいろいろありますよね。

それ以外にも、信州の冬を存分に感じながら楽しむ方法があります。

それは「雪景色×スイーツ」!

今回は信州有数の豪雪地帯「飯山」を、スイーツを楽しみつつ、公共交通機関と徒歩でまわってみました。

▼飯山のまち歩きはこちらも参考にどうぞ!

長野駅から飯山駅へ

さっそく長野駅からJR飯山線で飯山駅に向かいます。こちらの緑色の車両です。

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窓からは雪、川、山と三拍子揃った絶景が見えます。これでも雪は少ない方なんです。

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飯山駅に着きました!

9年前に北陸新幹線が通って現在に至る飯山駅。戸狩温泉スキー場や野沢温泉へのバスがここから出ています。

飯山駅

サン,ローラン|2種類のバナナボートをいただく

最初に訪れたのは、サン,ローランさん。飯山駅から徒歩5分ほどの場所にあるお菓子屋さんです。

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いただいたのはこちらのバナナボート。

サン,ローランさんにあるバナナボートは2種類でプレーンとショコラ。ショコラはココアパウダーが練り込まれた生地が特徴。濃厚な味わいで幸せ気分です。

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プレーン(380円)とショコラ(420円)

元々は飯山市内の保育園向けに作り始めたそうで、飯山産の菜の花みゆき卵を生地に使用したふんわりした食感とやさしい味わいが特徴。見た目よりもあっさりした味となっていて、余裕で1個は食べられます。

サン,ローランさんの始まりは大正時代。

現在の店主は4代目。元々の名前は平野屋という名前で創業し、4代目のお父様の代で「サン,ローラン」という店名にしたそう。

バナナボートは、同じく飯山市内のお菓子屋さんである大黒屋製菓舗さんが考案したもの。そこから40年ほど経ってサン,ローランさんが店頭に出し始めたのは、北陸新幹線が延伸する少し前のこと。毎年冬の時期にのみ出る定番商品ですが、2024年はゴールデンウィークごろまで出すことを考えているそうです。

所在地長野県飯山市飯山新町146
営業時間8:00から18:30
定休日休むとしたら木曜日
公式HPhttps://www.instagram.com/sannlorann211/
駐車場あり(5~6台)

かまくら祭り@レストランかまくら村

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飯山の冬といえばかまくら祭り!

豪雪地帯の飯山では、毎年冬に期間限定でかまくら祭りが開催されています。これらのかまくらは、地元のかまくら応援隊のみなさんが作ってくれています。

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やはり空気が冷たい冬の信州。かまくらの中に入ると冷気が遮られ、意外とあたたかいんです。

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今回私が体験したのは「おやつプラン」。やきいもと、お汁粉もしくは甘酒をいただくことができます。私はおしるこを注文しました。身体があたたまってお腹もいっぱいになり、快適なかまくらの中でちょっと眠気がきてしまいました(笑)

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所在地レストランかまくら村
飯山駅からバスが出ています(戸狩温泉スキー場線に乗車し「信濃平」で下車)
営業時間2024年1月22日(月)~2月29日(木)の平日
①13:15~14:15
②15:00~16:00Webクレジットカード決済料金 : 大人2,200円(税込) 子供1,700円(税込) 未就学児(食事なし) 無料
定休日なし(おやつプランは平日のみ)
公式HPhttps://www.iiyama-ouendan.net/special/kamakura/

高橋まゆみ人形館|併設のカフェで一休み

続いて訪れたのは、「高橋まゆみ人形館」。こちらも飯山の有名スポットです。

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人形作家の高橋まゆみさんが創作された懐かしく心が温かくなる人形の数々が展示されています。養命酒のCMに使用されるなど、長野県ではお馴染みの人形です(展示は撮影禁止だったので、ぜひご自身の目で確かめてもらえたら嬉しいです)。

そんな「高橋まゆみ人形館」には実はカフェが併設されています。名前は「カフェ 花あかり」。

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いちごみるく(500円)

かわいらしい見た目でまず目が癒されます。

お手製のいちごシロップが入っていて、甘いですがくどくなく、ホッと一息つける味。2月いっぱいは出しているそうなので、見学後のゆったりタイムにぜひご賞味を!

所在地長野県飯山市飯山2941-1
※ 戸狩温泉スキー場線「仲町(高橋まゆみ人形館)」バス停で下車
営業時間■夏季(4月〜11月)9:00~17:00(L.O. 16:30)
■冬季(12月~3月)10:00~16:00(L.O. 15:30)
定休日毎週水曜日(水曜日が祭日の場合は開館)、年末年始(12月29日〜1月3日)、
臨時休館あり ※ 10月は無休
公式HPhttps://www.ningyoukan.net/cafe/
駐車場あり

雪国の小京都・飯山のまち

飯山市は、島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだまち。

その証拠に、飯山市の中心部には多くの寺院があります。また、伝統的に仏壇作りが盛んで多くの仏壇店が並ぶ街並みが特徴です。

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この通りは、約300mにわたって雁木づくりが続く通り。

歩道の上にある屋根が雁木です。雁木は雪よけの屋根のことで、豪雪地帯の飯山ならではの光景となっています。

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こちらは雁木通り沿いにある「妙専寺」。

1912(明治45)年に妙専寺の住職がレルヒ少佐より、一本杖スキーの技術を習得しました。これが長野県におけるスキーの歴史の始まりだそうです。

レルヒ少佐

1911年に来日したオーストリア=ハンガリー帝国の軍人。日本にスキーを伝えた人物。

雪道の歩き方

長野県で雪があるなか歩くということで、雪道が不安な方もいると思います。そこで、私個人の見解で雪道の歩き方をちょこっとご紹介します。

①雪道用のブーツを調達する(裏に金具がついているスパイクブーツがおすすめです)
②歩く時は歩幅を小さく
③足のつまさきから着地し、足の裏全体で地面に対して垂直に体重をかけて足を下ろす
④サングラスをかける(雪は日光を反射してまぶしいです)
⑤両手を空ける(万が一滑って転んだ際に備えて両手はなるべく空けておきましょう)

Cafe 里わ花の駅 千曲川

道の駅 花の駅 千曲川|飯山市

最後に飯山駅から徒歩圏内とはいきませんが、おすすめしたい「Cafe 里わ」をご紹介します。

飯山市唯一の道の駅「花の駅 千曲川」に併設されています。

道の駅 花の駅 千曲川|飯山市

地元産にこだわった食材でつくるオリジナルメニューが人気。

冬はバナナボートも食べられますが、人気商品なのでお早めにお買い求めください。

▼詳細記事はこちらもチェック!

冬の飯山スイーツ旅 まとめ

今回は信州有数の豪雪地帯・飯山をスイーツをいただきつつ、歩いて新たな発見をお届けしてまいりました。

実際に訪れる際には暖かい服装で、お腹を空かせて周っていただけたらと思います。

▼飯山のスキマ記事はこちら!

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この記事を書いた人

宮川周平

1994年生まれ。長野県塩尻市出身。ライター。たまに詩人。sharing love = 愛をわかちあうことを大切に生きている人。目標は長野県全77市町村制覇。クイズと相撲と昭和歌謡が好き。