駒ヶ根の桃源郷「中沢の花桃の里」で癒しのひとときを過ごそう！

駒ヶ根市には、まるでおとぎ話のような花桃の里があります。

日本の昔話に出てきそうなロケーションで、美しい花桃が咲き乱れます。

ちょっと一服できるお茶屋さんもあって、ここは憩いのひと時を過ごすにはぴったりの場所なんです。

今回はそんな駒ヶ根市中沢地区にある、花桃の里をじっくり紹介します。

▼花桃はこんなところにも！

春の阿智村で5,000本の花桃まつりを見てきた。 – Skima信州-長野県の観光ローカルメディア

毎年4月下旬〜5月上旬に開催されている長野県阿智村の花桃まつり。名古屋をはじめとする東海圏からのアクセスも良く、毎年多くの観光客で賑わいます。 そんな阿智村の花桃…

skima-shinshu.com

花桃の里　中沢（駒ヶ根市）

中沢地区にある花桃の里は、百々目木（どどめき）川に沿って約830本の花桃が咲く、山間に突然あらわれる憩いのスポットです。

花桃が有名な所は数ありますが、ここのように山間の清流のせせらぎとセットになった場所はなかなかありません。

花桃の種類は約7品種あり、川沿いと山沿いそれぞれの斜面を埋めつくす姿は圧巻です。

また花桃だけでなく、レンギョウやヤマブキ、水仙や芝桜なども咲き、それがまた色どりを更に添えてくれていてとてもゴージャスです。

まさに桃源郷です！

そして散策の途中には、ちょっと一服できる「お休み処」もあります。

花桃の里　中沢の楽しみ方

花桃の里には川沿いに駐車スペース（無料）がいくつかありますが、一番おすすめなのは橋を渡ってすぐ右側にある最初の駐車スペースです。

みなさんけっこう車で上まで登ってしまうのですが、そうすると結局行ったり来たりで見どころを見逃してしまいますので注意が必要です。

この駐車場スペースに停めて、道沿いに登って行くのが一番この花桃の里を効率よく見て回れます。

また、一番の絶景ポイント（上記の写真）が、この駐車場スペースのすぐ隣にありますので、まずはここからスタートしましょう。

さあ、川沿いの花桃を鑑賞しながら道を登りましょう。

花桃の白やピンクだけでなく、鮮やかな黄色のコントラストがより景色を惹きたてます。

山間にあるので、清流のせせらぎと鳥の声しか聞こえません・・・

少し道を登ると途中に、お休み処「すみよしや」さんが左手に見えてきます。

すみよしやさんの反対側に河原に続く階段がありますので、そちらへ行ってみましょう。

河原から（下から）見上げる景色も素晴らしいですよ。

吊り橋が見えますね。

道路に戻り、今度はこの吊り橋を目指しましょう。

吊り橋の上からは、川沿いだけでなく、山の斜面の花桃もたくさん見ることができます。

ここが一番高い位置の鑑賞ポイントになります。

吊り橋はけっこう揺れますので、撮影に夢中になって転ばないように注意してください。

ひととおり目の保養をしたら、お休み処で一服することをおすすめします。

花桃の里　お休み処「すみよしや」で一服

すみよしやさんでは、ドリンクとお団子のセットがおすすめです。

お食事のメニューがたくさんあるわけではなく、お茶屋さんでちょっと休憩という感じのお店です。

窓からも花桃が見えますので、目と口とで楽しめます。

こちらは紅茶とお団子のセット。

600円でした。

お団子の中には、餡子ではなくみたらしが入っています。

ジューシーなお団子でした。

じつはこの「すみよしや」さんのご主人が、ここの花桃を植えて育てた方。

平成4年から植えはじめ、毎年50本ほど植え続けて現在に至ります。

たった1人で植えてきたそうで、その努力とお人柄には敬服しかありません。

残念ながらご主人はすでにお亡くなりになりましたが、ずっとそのご意思をご家族が引き継いでいらっしゃるのです。

私は応援の意味を込めて、必ずこちらでお茶を頂くようにしています。

花桃の里　中沢へのアクセス

駒ヶ根の市街地から山へ入っていきますので、道がだんだん細くなっていきます。

カーブや道路が急に細くなる所もあるので、運転には注意してください。

そして山間を走っていて突然、花桃のカラフルな色が目に飛び込んでくるのできっとあなたはビックリするはず。

まさに山奥に突然現れる桃源郷です。

いつまでもこの風景は残してもらいたいものです。

▼駒ヶ根市のスキマ記事はこちらもチェック！