白馬村は長野県の北方に位置する、人口約8,000人ほどの小さな村です。1996年には冬季オリンピックの開催地として有名になりました。今でも日本内外から多くの観光客やスキー客が訪れ、ウィンタースポーツの聖地と呼ばれています。
しかし春〜秋の白馬も美しい。
今回は白馬特集にふさわしい、オススメの観光スポットをご紹介します。
白馬へのアクセスは?
白馬(はくば)村は長野県の「中信」と呼ばれるエリアにあります。Skima信州では「北アルプスエリア」に分類されています。
松本方面からは車で約1時間半、長野方面からは1時間ほど。公共交通機関の場合、最寄駅は大糸線の白馬駅や信濃森上駅、白馬大池駅などです。最初の目的地のよって最寄駅が変わるので注意しましょう。
▼北アルプスエリアのスキマ記事はこちら
白馬岩岳マウンテンリゾート
新たにHAKUBA MOUNTAIN HARBORがオープンした白馬岩岳マウンテンリゾート。マウンテンバイクのメッカとしても知られ、2019年8月にはスノーピークが監修するマウンテンリゾート 「IWATAKE GREEN PARK」としてリニューアルしました。また、同エリアには北アルプスの絶景を一望できる「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」も併設しています。
白馬岩岳マウンテンリゾート
https://iwatake-mountain-resort.com/green
営業期間:11月中旬(グリーンシーズン)
営業時間:8:30~16:40(上り最終16:00、下り最終16:30)
スカイアーク DECK CAF’E(週末のみ):10:00~15:00
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR:8:30~16:20
THE CITY BAKERY9:00~16:00
山頂ガイドセンター9:00~15:00
白馬八方アルペンライン
白馬八方尾根は標高1,883mの絶景をサクッと味わえるおすすめスポット!3つのゴンドラとリフトを乗り継いで行きます。
3つ目のリフト乗降場からの景色。山に挟まれた白馬村が一望できます。
営業期間:6月初旬〜10月下旬
リフト運賃:大人(往復)2,980円、小人(往復)1,610円
駐車料金:1日600円(八方ゴンドラ駅有料駐車場)※無料あり
公式ページ:http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/kenkyu.html
八方尾根のうさぎ平テラスの屋上に「HAKUBA MOUNTAIN BEACH」というビーチリゾートをイメージした絶景リラクシングテラスが新設されました!
まるで南国のビーチにいるような、青空の似合うホワイトビーチ。なんと無料で利用することができます。白馬八方尾根の中ではいちばん白馬の街並みがよく見える場所かもしれません。真夏は日差しの照り返しもありますが、日陰に入れば風が吹いて居心地の良い場所です!
マウンテンビーチのバーではオリジナルフードやドリンクも注文できます。写真は信州牛と国産豚のスモークチーズバーガー(1,400円)と白馬産ブルーベリーエルダーフラワーソーダ(700円)。手のひらサイズのハンバーガーでボリュームたっぷり!ランチにおすすめです。
営業期間:06月初旬~ 11月初旬
営業時間:9:00〜16:30
アクセス: 八方尾根ゴンドラリフト「アダム」乗車約 8 分、うさぎ平駅下車(山頂駅)、 ゴンドラリフト山麓駅までのアクセス:⻑野 IC、安曇野 IC、糸魚川 IC から幅広道路で約 60 分
URL:https://www.nsd-hakuba.jp/hakuba-mountain-beach
■BAR 概要
営業時間:9:00〜16:30(L.O.16:00)
提供メニュー:白馬産ブルーベリーのパフェ1,200円/白馬豚と信州牛のスモークチーズバーガー1,400円/ブルーベリーのエルダーフラワーソーダ 700 円/ディルシーブリーズ 850 円など(全て税込)
■ジャグジー&サウナエリア概要
利用時間:9:00〜16:00(最終受付:14:00)
料金 :大人(中学生以上)2 時間 1,500 円(税込)※フェイスタオル・バスタオル・湯あみ着(女性希望者)・サンダル込 ※水着レンタル(インナー付):1,100 円(税込)
予約 :www.hakuba1.com
設備詳細:ゴンドラサウナ(台数:2台、最大収容人数:4 人)、テントサウナ(台数:1 台、最大収容人数:4 人)、ジャグジー(台数:1台、最大収容人数:5 人)、水風呂(台数:2 台、最大収容人数:4 人)
北尾根高原は標高1,200mで足湯が楽しめる!
八方アルペンラインと同じく白馬八方尾根、北尾根高原。
「リフト1本で行ける気軽な絶景リゾート」のキャッチフレーズ通り、リフト1本で1,200mの北尾根高原で絶景と自然を楽しむことができます。
北尾根高原の見どころは絶景の足湯!湯口には蛇紋岩も。高原といえど夏は暑いので、足湯は秋の方が楽しめるかもしれません。
足湯からの景色は最高なので、訪れる価値は十分にあります。北尾根高原で絶景と足湯を楽しむ山岳観光プランはこちらもご参照ください!
営業期間:7月下旬〜11月上旬
営業時間:9:00〜16:00
料金:大人 1,200円 小人 840円
公式HP:http://www.happo-one.jp/kitaone/
標高1,900mの高層湿原!白馬栂池自然園
白馬村ではなく小谷村になりますが、白馬栂池と名がついているのでエントリー。ゴンドラとリフトを乗り継いで標高1,900mの自然園を歩きます。名物のさるなしソフトクリームがオススメ!
参考記事:白馬栂池自然園でプチハイキング!
2019年7月より、国立公園内で動植物や自然について学べる教育プログラム『MIKKETA!(ミッケタ!)』がスタートしました!お子さんと一緒に楽しみながら自然を学ぶことができます。
所在地:小谷村千国乙12840-1
青鬼集落は「信州の夏」を満喫できる穴場スポット!
「信州らしさ」と「夏らしさ」を一緒に満喫できる青鬼(あおに)集落。白馬村青鬼重要伝統的建造物群保存地区でもあります。
夏は棚田も美しく、日本の棚田100選にも認定されています。晴天の場合、北アルプスまで一直線に望みます。
参考記事:”あの”伝説の鬼が住む山村「青鬼(あおに)集落」の絶景と青鬼神社へ行ってきた
姫川源流と親海湿原
白馬村の南部、大町市との境にある姫川源流。新潟県糸魚川の海へと通じる姫川の源流がここにあります。
名水百選の姫川源流。四季に合わせてさまざまな高山植物が見られます。
参考記事:美しすぎる千国街道のオアシス「姫川源流」で豊かな植物と景観に癒されよう
歩いて一周するなら、ぜひ親海(およみ)湿原にも寄りましょう。春に行きましたが、夏の方が色とりどりの花が咲き綺麗に見えます。
所在地:白馬村神城458
駐車場:白馬さのさかスキー場
撮影スポットとしてもオススメ!大出公園
姫川を挟む大出公園は、撮影スポットとしても人気。茅葺き屋根の古民家に木製の橋が特徴。
清涼感のある川は夏にぴったり!個人的には桜の咲く頃に残雪の白馬三山を楽しむのもオススメ。
所在地:白馬村北城大出(吊橋の手前に無料駐車場あり)
スキマらしさ満載!夏の白馬に落倉高原という選択肢を
穴場なスキマスポットとして、落倉高原をご紹介いたします。白馬村と小谷村の境あたりにあり、南北を貫くように千国街道が走っています。
落倉高原にある落倉自然園は、ミズバショウの群生地。白馬の平地と比べると標高が高く、涼しい風が通り抜ける気持ちの良い場所です。
流れが速いので潜ったり泳いだりすることはできませんが、近くを流れる楠川は透明で爽やかな避暑スポットです。
所在地:白馬村北城落倉
白馬のオススメ宿泊施設
スキマ信州でも紹介している白馬のオススメ宿泊施設をご紹介します。
ロッジ「HUT」
こぢんまりした温かみのあるロッジ「HUT」さん。木のぬくもりを感じるおしゃれな内観です。
スキー場へのアクセス◎な「AVANTI CHARET」
AVANTI CHARET(アヴァンティーシャレー)は、一棟丸ごと貸切の贅沢な宿泊施設です。
参考記事:白馬に泊まろう!AVANTI CHARETで自然を堪能する1泊2日のリラックス旅行。
高級古民家リゾート施設「旅籠丸八」
2018年12月にオープンした旅籠丸八(はたごまるはち)。千国街道の森上新田宿を街ごとリノベーションしているようです。
街には宿泊施設だけでなくお食事処もあり、歩いて宿場を体感するイメージ。気になる方はぜひ公式HPをご覧ください!
所在地:白馬村北城 11032※クラブハウス「庄屋丸八」の住所。白馬駅から庄屋丸八まで無料シャトルバスにて送迎あり。
HP:https://hatagomaruhachi.jp/
お客様からのお問い合わせ先 : TEL/03-4405-8235
MAIL : info@funny-reservation.jp
白馬に来たら温泉にも!
白馬八方温泉「みみずくの湯」
みみずくの湯は内湯と外湯が1つずつ。木と岩に挟まれた趣のある内湯の中を歩いて露天風呂に向かうスタイルです。泉質はpH11.2、分析時pH11.6で、日本屈指の強アルカリ温泉。つるつる、ヌルヌルで化粧水に浸かっているような感覚になります。加温、加水、循環なしの100%源泉かけ流し!
内湯を渡って露天風呂へ行くと、目の前には白馬三山!白馬の絶景を独り占めできる、素晴らしい温泉です。白馬は年中絶景ですが、個人的には山に雪のある冬〜春が好きです。夜は21時半まで営業しているので、春は夜桜を見ながらの花見風呂が楽しめますよ。
信州イチの露天風呂?!白馬八方温泉「おびなたの湯」
メンバーの温泉マニアが「信州イチの露天風呂」と賞する白馬八方温泉・おびなたの湯。シンプルに露天風呂ひとつですが、県外からも多くの観光客が訪れます。
関連記事: 野趣あふれる露天風呂で楽しむ強アルカリ性温泉|白馬八方温泉・おびなたの湯
白馬塩の道温泉「倉下の湯」
塩の道・千国街道が通じる白馬村にふさわしい、塩分たっぷりの倉下の湯。足元が見えないほどのつよ〜いナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉です。
倉下の湯
所在地:白馬村大字北城9549-8
営業時間:10:00~22:00(最終入館受付21:30)
定休日:年中無休
入浴料:大人600円、小人300円(3歳以上小学生以下)
白馬鑓温泉小屋
白馬には上質な温泉もあり、スキマ信州でもいくつかご紹介しています。夏にしか入れない白馬岳の白馬鑓温泉小屋は温泉マニアにもたまらない場所なのだとか!
関連記事:北アルプス白馬岳登山と雲上の露天風呂をめざして|白馬鑓温泉小屋
夏の白馬観光のご参考に!
スキー場で有名な白馬ですが、夏こそ美しい。と、わたしは思っています。爽やかな高原や清涼感のある清水、北アルプスを望む絶景を見に。ぜひ夏の白馬へいらしてくださいね。
冬は長野県白馬エリアのおすすめスキー場ランキング!もご覧ください!
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