「下諏訪町の観光」おすすめガイド!諏訪湖の畔、御柱祭と諏訪大社の町を楽しもう

下諏訪町 観光

下諏訪町(しもすわまち)は、諏訪湖のほとりにある歴史と伝統のある観光の町。あの諏訪大社下社も、あの万治の石仏も、あの御柱の資料館も、実は下諏訪町にあります。

ただ「下諏訪 観光」と調べても、下諏訪町以外の諏訪エリアの観光スポットも一緒に表示されてしまうことが多かったりします。

そこで今回は、何度も下諏訪町を訪れ、下諏訪町で観光に関する仕事もした経験のある筆者が、下諏訪町のおすすめ観光スポットや飲食店、温泉、お土産屋さんを紹介したいと思います!ぜひ参考にしてみてください。

下諏訪町へのアクセス-玄関口は下諏訪駅-

下諏訪へのアクセスは、主に車・電車・高速バスがあります。車で行く場合は、岡谷IC・諏訪ICが最寄りICとなります。

電車を使う場合

新宿駅(中央本線 特急あずさ ※直通の場合)~下諏訪駅約2時間10分
新宿駅(中央本線 特急あずさ ※乗り換えの場合)~上諏訪駅(中央本線 普通)~下諏訪駅約2時間10分
名古屋駅(特急ワイドビューしなの)~塩尻駅(中央本線 普通)~下諏訪駅約2時間10分
長野駅(特急ワイドビューしなの)~塩尻駅(中央本線 普通)~下諏訪駅約1時間15分

電車で行く場合には、新宿駅からだと特急あずさで約2時間。名古屋駅から行く場合は、特急ワイドビューしなので同じく約2時間。長野県内では三大都市圏からのアクセスが良いほうの地域だと思うので、朝早く出れば東京や名古屋なら日帰り旅行も可能です!

高速バスで行く場合

東京(JR新宿駅西口「新宿高速バスターミナル」)〜下諏訪駅 (新宿〜諏訪・岡谷・茅野線)約3時間〜3時間30分
大阪(阪急バスターミナル)〜 下諏訪駅(大阪・京都〜諏訪・茅野線)約5時間50分

高速バスで下諏訪と訪れる場合、東京からだとバスタ新宿発で約3時間となります。また大阪からの場合は約6時間となります。高速バスだと日帰りは厳しいので、ゆっくり泊まっていくのがおすすめです。

下諏訪観光は駅前観光案内所で木やりを聞いてからスタート!

下諏訪観光に繰り出す前に寄りたいのが下諏訪駅に併設された駅前観光案内所。

ここで水曜日以外観光案内をしているのが御柱名物 木やりでキングレコードからCDを出したこともある小松さん。下諏訪観光コンシェルジュで、その日の旅程や分からないことを伝えれば、なんと一人ひとりの旅のスタイルに合わせたおすすめスポットを紹介してくれます。

木遣保存会に所属する小松さんは目の前で木遣を披露してくれます。至近距離で聞く木遣は迫力がありとても引き込まれます。ぜひ訪れた際には「木遣を聞かせてください!」とリクエストしてみてください。

ちなみに私が訪れた際には、「ご一緒によいさの掛け声をお願いします!」と言われ、朝から木遣の掛け声を体験しました。

観光案内所から歩いて5分 諏訪大社下社秋宮へ

下諏訪町 諏訪大社

全国に2万5,000社ある諏訪神社の総本社である諏訪大社。諏訪大社下社秋宮は中山道と甲州街道の合流点である下諏訪宿にあり、古くは多くの街道を歩く旅人や大名も参拝しました。

見どころは大注連縄が飾られた三方切妻造りの神楽殿、樹齢約八百年の根入りの杉、日本一大きいとされる青銅製の狛犬など。幣拝殿、神楽殿は国の重要文化財にも登録されています。

諏訪大社といえば御柱祭が有名です。「下諏訪は御柱祭が開催される年以外はお祭りが無いのかな」と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

毎年8月1日には諏訪大社のお舟祭り(遷座祭、諏訪大社下社遷座祭)という、御柱祭を除くと下社最大のお祭りが開催されます。

ちなみに、案内してくださった下諏訪観光協会の方によると、8月の諏訪では諏訪湖花火大会も開催されるので8月の下諏訪はイベント尽くしとのこと!

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諏訪大社下社春宮・万治の石仏はセットで見に行こう

下社秋宮から歩いて約20分の場所にあるのが諏訪大社下社春宮。神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿の建物の配置は秋宮と同じですが、これは地元の宮大工と江戸の宮大工が同じ図面で腕比べをしたからだといわれています。

地元の宮大工がつくった下社春宮と、江戸の宮大工がつくった秋宮、両者の違いを意識してみるとおもしろいですよ。

諏訪大社万治の石仏

1974年に御柱祭を見に来た画家岡本太郎や作家新田次郎が称賛したことで話題を呼び、全国にその存在を知られることになった万治の石仏。写真でみると小さく感じますが、実際に行ってみると意外と大きいです。

万治の石仏の近くには駐車場が無いので、春宮~万治の石仏は歩いて巡るのがおすすめです。

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7年に1度の奇祭 御柱祭について知るなら「おんばしら館よいさ」に行こう!

2016年に諏訪大社下社春宮から徒歩2分の場所にオープンしたおんばしら館よいさは、御柱祭の歴史を紹介する施設です。御柱祭に長年携わってきた案内人による御柱祭の解説は、本を読んでも画面を通してもわからない秘話と体験談にあふれています。

よいさの目玉は、上下する木に跨り御柱祭の華乗(柱に乗る人)の目線からの映像とともに木落し坂を下る躍動感を体験できる「木落し体験装置」。ちょっと恥ずかしいですが、装置に乗った感覚は意外とリアル(本物の御柱に跨ったことは無いけど)です。

苔生した参道が美しい慈雲寺

1300年開山、春宮の鎮護を目的に建てられた鬼門寺である慈雲寺。

臨済宗の信州筆頭であるため、武田信玄ゆかりの寺として知られています。枯山水と池泉庭園を楽しめる古刹で、大木が並ぶ苔生した参道は雨の日でも美しい姿を見せてくれます。樹齢400年を越える赤松の一種である天桂松(てんけいまつ)も見どころのひとつです。

中山道と甲州街道が出会う宿場町 下諏訪宿本陣岩波家

諏訪大社下社秋宮から徒歩数分。江戸時代に参勤交代のため大名らが宿泊した下諏訪宿の本陣は見学ができます。中山道で唯一温泉が湧く下諏訪宿は、温泉のある宿場として賑わい旅籠(はたご)も40軒を数えました。

皇女和宮や明治天皇が宿泊したことでも知られる本陣は今でも当主の岩波家が代々受け継いでおり、取材した際には第28代当主の方がご案内してくれました。

下諏訪宿本陣の見どころは四季ごとに異なる姿を見せる中山道随一の名園と称される庭園です。春はつつじ、初夏はあやめやさつき、秋は紅葉、そして冬には雪景色がみられます。

・中山道について、詳しく知りたい方は以下の記事もチェック!

【マップつき】中山道の街道と宿場町まとめ【更新中】

諏訪湖近くで子どもと全力で遊ぶなら赤砂崎公園がおすすめ!

2019年に完成したばかりの諏訪湖畔にある赤砂埼公園は、下諏訪の新しい遊び場です。諏訪とゆかりの深い伊藤豊雄がデザインに関わった公園の中心には、諏訪湖と市街を一望できる展望台があります。訪れた日は、とても寒いにもかかわらずたくさんの子どもたちが遊んでいました。

展望台から諏訪湖を眺めるとこんな感じ。近年中に、左側に見える駐車場の一角はオートキャンプ場になるとのこと。赤砂埼公園は日々進化しているので、最新情報を要チェックです。

UMI COFFEE & LAUNDRYでモーニングを食べよう

2018年にオープンしたカフェ&ランドリーUMI COFFEEは、下諏訪駅近くの古い建物を改装したおしゃれカフェ。2018年のオープン時からカフェスペースのみで営業を続けてきましたが、ついに2021年5月にランドリースペースがオープンとなりました。

朝7時30分からオープンしているので、モーニングが楽しめるのも嬉しいポイント。エスプレッソマシンでいれたコーヒーと、ホットサンドやカレーライスを食べられます。訪れた日は、ベーコンとバナナのホットサンドをいただきました。

ちなみに、UMI COFFEEでは近所のお店で買った食べ物をを持ち込んで食べることも可能です。雨の日や悪天候の日に重宝しそうですね。

下諏訪に2店舗を構えるお蕎麦屋さん「山猫亭」でランチ

下諏訪町内に山猫亭はなれと山猫亭本店の2店舗を構えるお蕎麦屋さん山猫亭。

下諏訪出身で謙遜気味な店主が提供する二八割のお蕎麦と種類豊富なサイドメニューは、子どもからお年寄りまで美味しく食べられます。ちなみにお蕎麦だけじゃ物足りない方におすすめなのは山猫亭のカレーライスです。

【あわせて読みたい】そば好き編集長が厳選した「長野県の本当においしい蕎麦屋」さんまとめ

地元住民一押しのうなぎ屋 うな富

コロナ禍の平日、観光客もまばらな時期の開店10分前に訪れるとすでに数人の列が。

うな富は地元住民から長年愛されるウナギの名店です。蒸さずに素焼きする関西風のうなぎは、外はパリッと中はふわっしています。おすすめは31年間継ぎ足したコクのあるタレがたまらないお椀からウナギがはみ出した特上うなぎ。

【あわせて読みたい】諏訪湖畔の鰻-本当においしいうなぎの名店・人気店だけまとめました!-

ちょっとおしゃれな夕飯を楽しむならCafe Tacへ

フランスに造詣の深い店主が営むCafe Tacはがレッドが名物のお店。地元にもファンが多く、昼はガレットランチ、ティータイムにはコーヒー&スイーツ、そして夜は本格的なフランス料理とシードルなど美味しいお酒が楽しめます。

シードルを混ぜて数日間生地を寝かし特性の鉄板で焼いたオリジナルのガレットは、カリカリもちもち。サイズも大きいので複数人で来て分けて食べるのも、お腹いっぱい食べたい1人旅のときにもおすすめ。

店主は地元住民、観光客、分け隔てなく接しお話してくれる方なので、旅の計画の相談やおすすめスポットの紹介もしてくれるはずです。

下諏訪のお土産といえば「新鶴の羊羹」!

諏訪大社下社秋宮新鶴本店

新鶴(しんつる)は、諏訪大社下社秋宮の近くにある明治6年創業の老舗和菓子屋さんです。

人気なのは、伝統を受け継いだ羊羹。なめらかで繊細なその味は、長年愛されてきた理由がよく分かる上品な味です。個人的に、もうひとつおすすめをあげるとすれば、もちまんじゅうをぜひ食べていただきたいです。人気で昼過ぎには完売してしまうこともあるようです。

新鶴さんでは、取り置きができるので、遠方から訪れて絶対に食べたい際には必ず電話で予約をするようにしましょう!

下諏訪の魚土産を買うなら本山川魚店へ

下諏訪駅の目の前にある本山川魚店は、甘露煮の製造販売を中心に川魚料理を数多く取り揃えたお土産屋さん。人気No.1の生け簀の鯉をそのまま調理した鯉のうま煮、わかさぎ、うなぎの蒲焼き、にじますなど名物の川魚から、蜂の子、さなぎなど珍品も購入できます。

予約をすれば特製うなぎ弁当“うな弁”も買えるので、諏訪湖畔でうな弁をもってピクニックなんていかがでしょうか。

地酒・地元のワインを買うなら二葉屋酒店

創業150年余を迎えた老舗酒店「二葉屋酒店」。

2020年8月にリニューアルした店内には、下諏訪の銘酒「御湖鶴」をはじめ地酒や長野県産ワインなどが豊富に取り揃えられています。店舗の一角にある角打ち(四角い升の角に口を付けて飲むこと, 立ち飲み)コーナーでは、購入前に飲み比べもできます。

温泉が多い下諏訪の山間にある秘湯 毒沢鉱泉 神乃湯

古くから信玄の隠し湯として親しまれてきた毒沢温泉。街中から車で10分ほど山道を登るとあります。道が急なので、冬に訪れる際はスタットレス必須です。

温泉は昭和9年に現館主の4代前の先祖が神様のお告げにより使い始めた源泉。源泉は飲泉でき、鉄分補給や胃腸の調子を整える作用があります。入浴する際はぜひ飲んでみてください。ちなみに宿の方の話によれば、身体の調子がいい人は飲泉時に美味しく感じるけど、体調が悪いとマズく感じるとのことです。

下諏訪町は、街中には多数の良質な銭湯があります。こちらの記事では、ディープな下諏訪温泉の共同浴場を紹介しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

【あわせて読みたい】下諏訪温泉 共同浴場|駅前のディープな銭湯めぐり!温泉情緒あふれる町並みを歩く

最後に-下諏訪・諏訪エリアには、他にもおすすめ観光スポットがたくさん!-

下諏訪町 観光

本記事では、下諏訪で必ず訪れたいおすすめ観光スポットを紹介してきました。この記事では紹介しきれなかった、下諏訪や周辺市町村の観光スポットもたくさんあるので、ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください!

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この記事を書いた人

ito masato

1996年長野県生まれ。大学在学中に自身が代表を務める事業が長野県地域発元気づくり大賞を受賞。現在は一橋大学社会学研究科にて国内移住に関する研究を行いながら、KAYAKURA代表として長野県を主なフィールドに観光インバウンド・移住・まちづくりのコーディネート・プランニング・調査・PRを多数手がける。2019年からは都内の企業と地方の企業や自治体をつなぐ新たな取り組みも開始。訪日観光客向け観光情報発信サイトNAGANO TRIP運営。池田町第六次総合計画審議委員。週刊SPAや公益社団法人 日本観光振興協会発行『観光とまちづくり』など寄稿多数。2019年4月から東京都国立市と長野県池田町の2拠点居住実践中.